最近、複数の局面で「デザイン」という言葉を聞くことが多く、それが何かを知ろうと以前デザインファームに勤めていた方からの勧めを得て手に取った本。
『デザインのデザイン』原 研哉
「グラフィックデザイナー」が本業という著者が、歴史や実際のプロジェクトを交えながら、デザインとは何か、どう活かし得るかについて持論を展開。「生活の中から新しい問いを発見していく営みがデザインである」「デザインは技能ではなく物事の本質を掴む感性と洞察力である」という記述がその思想の核であると感じました。
これまで、興味をもちながら「デザイン」と「コンサルティング」や、「デザインシンキング」と「ロジカルシンキング」の違いを掴みきれずにいたのですが、本書を読み少し理解できたような気がしています。デザインもコンサルティングも、社会や世界をよくしていこうとする営みであり、根底には何らかのビジョンが存在する。その視点がどこにあるか、理想の実現に向けていかに取り組んでいくか、その姿勢やアプローチが異なるのではないかと考えています。
以上は現時点での理解。友人の紹介で、3月末からAcumenがIDEOの協力を得て提供するHuman-Centered Design for Social Innovationというオンラインのコースを受講するので、自分なりに理解を深めたいと思います。
加えて、私が目指すビジョンも確立したい。何のための教育なのか、その先にどのような人や社会を描くのかを考えながら学びを進めていきます。